44 働きを明示した語彙の学習

語彙の習得が言語活動の質を支える

44 働きを明示した語彙の学習

学習者の発話を聞いていて稚拙に感じる時や雑に感じる時は、上の図に示したような「おわることば」や「つなぐことば」の獲得が十分で使えるようになっていないため、細やかな意図や論理的な思考の過程が言語化されていないからである。
 働きとして表示している「伝聞」とか「表明」とかは言葉そのものが難しいので、それぞれの学齢に応じた形で書きなおすとしても、こうした語彙がないと感じる場合には語彙そのものを身につけさせても表現には生きてこないので、その働きとセットで身につけさせるように工夫する必要がある。