子供が耳を傾ける場面を見るのは次の2つの場面である。
①自分の経験を語っている学習者に対して。
②自分の知らないことを伝えようとしている学習者に対して。
教材を読んで疑問に思うことを選択肢にして選ばせ、学級全体で分担して調べ学習を進め、報告し合う事で教材全体の理解を生む。こうした学習展開で、自分の調べたことに対して責任感が生まれ、他の学習者に一生懸命に伝えたり、分かってもらおうとしたりする心の動きを生み出すことができる。
それが、学級全体の財産になり、一人ひとりが活躍できたという経験を生むことにもつながる。