28 授業の中に協働的な場面を作り出す

交流する必要のある場面を仕掛ける

28 授業の中に協働的な場面を作り出す

 みんなで学んで効果を実感できる学習を意識的に授業の中に取り入れていくことで、学習者は「授業はみんなで協力して進めるものである」という意識が育つ。上の図に示しているような学習場面は、学習課題を追求していく方法として教師がこういう場面をセッティングしていく必要がある。
 その際に、板書やプリント、座席の配列なども配慮して、より多くの学習者が参加できるように支えていく必要がある。また、それぞれの学習場面には、「目的」と「ゴール」が存在している。例えば、「説明し合う学習場面」では、お互いの考えがわかる集団としてのゴールと、自分の考えが深まったり広がったりする学習者個人のゴールがある。こうした場面を授業の中に取り入れる場合には、時間で区切るのではなく、学習者がゴールに行き着いているかどうかで区切っていく必要がある。それ故に学習者の理解の有り様を授業の中で精査に把握していく眼が求められているのである。