24 子どもの学びの筋で授業を考える

子どもの主体性を奪わない

24 子どもの学びの筋で授業を考える

学習者の活躍する授業では、教師はできるだけ黙っていたほうが良いと考えられる傾向が強いが、実はそうでもない。話す量が問題なのではなく、本来学習者が行わなければならないことを教師が話してしまうことが問題なのである。
 大切な部分を説明することは、今日の学習が理解できたかを確かめる重要な学習活動である。この説明を教師がしてしまうことは、学習者自身が何をどの程度理解できたかを確かめる機会を奪ってしまうことになる。
 これと同様のことを、次の学習場面に進むかどうかの判断や学習者相互に評価しあう場面でも指摘することができる。学習者の出番、教師の出番と切り分けて考えてみると授業の中で教師がどのようなことを話す必要があるのか明らかになる。
 やみくもにしゃべるのをやめてしまうのも考えものである。