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37 学校全体で「言語力」を育成する

様々な場面で言葉をはぐくむ

37 学校全体で「言語力」を育成する

学習者の言語活動をよりよいものにするためには、能力的側面、情動的側面、環境的側面など多角的に構成されたカリキュラムを学校で確立し、教職員や保護者と共有する必要がある。
 特に能力的側面に関しては、上の図に示したように3つの観点に焦点化して学校全体の取り組みを積み重ねて行く必要がある。こうした取り組みを続けている学校ならば、こうした取り組みがどのくらいの期間必要であるか実感できると思うがやはり最低でも三年間はかかると考える。教師の意識が変わり、子供の言語力が育ち、授業の中で活躍できる子供が増えてきて授業そのものがコミュニカティブになるまでの期間である。
 校長先生がイニシアティブを取って、学校全体で取り組む素晴らしい学校が増えてきている。

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